あなたは照らし続けていますか?
詩のご紹介です。
「ランプのように」 ~丸山薫
生涯 僕を愛した人
これからも僕を愛そうとする人
母と
妻
母の愛は五十年間 僕を照らし
三年前に燃えつきた
僕のこころの片側には陰影が出来て
陰影の中で 僕は泣いた
妻は二十年の歳月 僕を愛し
なおたゆみなく愛そうとする
たぶん 彼女はぼくよりも永く生きて
ひとり輝くだろう
主なき部屋の
ランプのように
ひとは誰しも祝福され、守護されて今の生を受けています。
孤独感にさいなまれているなら、まずはあなたからランプのように照らし続けることから始めてはいかがでしょうか。